<アンジェとの出会い>

自分の好きな物って、何でも偶然から始まってる気がします。



私が「アンジェリーク スーパーファミコン版」を手にとったのは、中学3年でした。
好きなものと言ったら幽遊白書。
と言っても、友達がCDやら何やらいっぱい持っていたので、自分で買うことはなく・・・。
コミックを全巻買うのと、ビデオで全てとるのと、同人誌を買うのと、ポスターを集めるくらいでしたね。
ゆえに、お金はそんなに使ってませんでした。
余っていたお金を持ち、何か面白いゲームを求めて、ゲーム屋さんに行ったのです。
勉強も疲れ、楽しいことを求めていたのですな。

確か、FFでも買おうかとか思ってたと思います。
RPG系を。
やったことなかったんで。
でも、思ったより、そこ、値段が高い上に品揃えが悪かったんです。
「ろくなのないなー」と思いながらパっと目についたのが「アンジェリーク」
「友人が、何やら騒いでいたなー」と思いながら手に取る。

一昔前かと思えるようなキラキラの目とコテコテの衣装。
ふわふわの髪の金髪少女に、立て巻きロールの絶対現実にはいないタカビーっぽいお嬢様。
狙いすぎて変な方向に走っている男性陣。


「こりゃやばいだろ」
そう思いながら、興味半分で裏を見る。

「恋を選ぶか、女王の座か−すべては、あなたの心のままに。」

「こんな非現実な恋愛に走るなんて、寂しい人みたいだ・・・。いかにも狙ってる風味の男キャラも、わざとらしくて好きじゃないのよね」


そんなことを思いながらも、「あなたの心のままに」という言葉に、少しトキメク
変なところで極めているようなそのゲームに、一度は家に帰ったものの、数日後に戻り、買うことにしました。

ここまでが、アンジェとの出会いです。
しかし、ハマルまでは時間がかかりました。

育成をずーっとずーーっとやって、好感度を高めるまでの時間はめんどかったです。
ただ、恥ずかしいセリフは面白かったです。
その時はまだ、そんなセリフにきゃぁ♪とか言うこともなく・・・。
笑ってました(滅)
アンジェにもすぐ飽き、他のゲームを探しに行った時・・・。
そこに!!アンジェリークの声付きゲームが置いてあったのです!!!!!

「あのセリフを声つき・・・。それは!それは聞きたいかも!!!」

それだけのために買いました。
そして家に帰りました。
PC−FX版でした。その時は確かプレステ版が出てなかったはず。
PC−FXを持っていない私は3日間悩み、「声を聞くためだけ」に、PC−FXまで買いました。

「だって、大好きなんだもん!」

マルセル・・・かわいい・・・。
連発される、その言葉に惚れました。

完全にはまったのは、CDを聞いてから。
通りすがりのCD屋さんに寄ったら、なぜかアンジェが!!!
中3終わりから高1にかけて・・・。

CDを買う→帯についている他のCDを注文→CDを買う→帯についている持っていないCDを注文。

とゆー図式で、当時出ていたアンジェCDを、すぐに揃えました。
それほどまでに、CDはイイ!

アンジェのキャラ達が生きていて、違うところに世界があって、自分はそこへ入りこむことができる。

そんな感じがしました。
アンジェは存在する。ゲームの中と私の心に、存在している。
そんな印象を持つようになってから、「アンジェ即予約」が日常茶飯事になりました。

今でも、初期のCDの方が、私は好きかもしれません。
「愛してる。切ない。気づいてほしい。どう思ってるのかな。励まされる。」
という愛よりは・・・。
「大好きな君に頑張ってほしい。見守ってる。時には羽をやすめるのもいいよ」
とゆー愛が好きなのです。
精神的な強さを求めてしまうのですね。

ゲームをしたり、CDを聞くたびに励まされます。
生きる元気、上を見る勇気が湧いてきます。

「君の涙を乾かす風になりたい」

そんなこと言われたら、
「外に出て、風にあたってこようかな」
という気分になっちゃいます。

「あなたの心はこの噴水のように・・・」

そんなフレーズを何度も繰り返されたら、
「守護聖様に恥ずかしくないくらいに、心が美しくなくては」
と、心がけちゃいます。

「傲慢にならず、誇りたかく。卑屈にならず、謙虚に」

そんなふうに戒められたら、
「誇り高く謙虚な、天使となってみせましょう」
と思うでしょう???
これは、一種の洗脳です。
嫌なことがあったり、腹立つことがあっても、苛立ちを周りにぶつけると・・・。
後でシッペ返しがきます。
悪いことを言えば、必ず自分が悪く言われるもの。
それならば!
このアンジェで心を洗いましょう!
と。
思いませんか?
思いますとも!!!
自分を洗脳するのです!

「これくらい何てことないわ。だって私はアンジェリークですもの。ありがとう!!守護聖様!皆のお陰で、私はこんなに元気よー!大丈夫!どんな苦難だって乗り越えていけるわ!だって私、アンジェリークですものーーーーー!!!」

セリフも、あまりに聞きすぎると慣れてしまいます。
新たな私へのステキな影響を求め、また買う・・・。
それが続いているのです。

スーファミアンジェの格好とか、ゲーム中の絵がイマイチ・・・ということはありますが。
私の頭の中には、確立された守護聖様たちがいますvvv

そこではゼフェル様はスパッツではありません(滅)


愛してる彼らと出会い、元気をたくさんもらって、さぁ現実を頑張ろうと思える。
それが私にとってのアンジェリークです。


ちなみに、マルセルが大好きだったはずが・・・。

オリヴィエに転びました。

好きなように、気ままに、楽しそうに普段は生き・・・、しかし、内面はとても大人で、結構気ぃつかったりする。それをまた、苦じゃなく、楽しそうに自分らしくさりげなくする彼は・・・私の理想です☆
弱音を吐くこともなく、下を見ない。くよくよしないで、明るくハッピー。
大好きvvv
辛い時にそれを隠して強く見せるのは、ちょっと悲しいです。

辛いこともすぐに消化して、新しいハッピーなことを探しちゃうような、そんな人になりたいです。


守護聖様や教官さんたちは、私の頭の中でどんどん私好みの人に変わっていってる気もしますが。
それでいいのです!

これからもきっと、彼らの言葉などなどを励みに、突っ走るのだーーー!!!


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