+ 変化 +


 
 
年齢を感じる時
もう、若くないな、と感じる時
変化を感じる時
それは、ささいなこと
Jホンがボーダフォンに変わるだとか
本屋に、あれだけ流行っていたスレイヤーズやフォーチュンクエストが
なくなっていることとか
ぶらついていても、知り合いに会う可能性を考えなくなったこととか
いつのまにか近所の小さなスーパーがつぶれていたこととか
小学生の頃通っていたそろばん塾の犬を最近見なくなったこととか
些細なことだけれど
昔なら、「そうなんだ」で終わっているようなことだけれど
今はそのたびに悲しくなるよ
知っていたものが姿を変え、
知らないものへと移っていく
必死でそれについていくことも
なんだか虚しくて、もうしない
ただ、変わっていく世の中を目の当たりにして
昔の人の言葉をかみしめる

ゆく河の流れは絶えずして
しかももとの水にあらず
よどみに浮かぶうたかたは、
かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし
世の中にある人の栖と、またかくのごとし

 

世の中が常ではないことなんて
学生の頃から知っていたけれど
それに虚しさを感じるなんて馬鹿らしいと思っていたあの頃より
色々と分かることが多くなったよ




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