＋　生命あふれて　＋

野原を走る　者たちの　光るは　緑の伊吹より
野花と遊ぶ　者たちの　抱くは　大地の叡智より
我らを生かす　友人よ　我らは汝に　母を見る
悩める時は　幹を貸し　祝える時は　花をそえ
恵み豊かな　友情に　愛を携え　共に育てん
耳をすまし　声に応じ　共に歩む　仲間になる

生命のびるよ　人も　獣も
緑のびるよ　花も　木も
大きく　大きく　心を　のばして
深く　深く　根を　おろす



野山を駆ける　者たちの　燃やすは　大きな生命なり
摂理を覚ゆ　者たちの　ならうは　尊き宿命なり
我らと進む　友人よ　我らは汝と　生きていく
悲しき時は　咆哮を　嬉しき時は　飛び跳ねて
心通える　友情に　　愛を携え　共に築かん
腕を開き　肩を広げ　共に歩む　仲間になる

生命のびるよ　人も　獣も
緑のびるよ　花も　木も
大きく　大きく　心を　のばして
深く　深く　根を　おろす

豊かな自然に　囲まれて
大地の上に　足を置く
確かな重み　その音に
我もと木々が　葉をならす



恵みをそそぐ　者たちの　癒すは　乾いた生命なり
天へと昇る　者たちを　追えば　かき消え流離える
我らを包む　友人よ　我らは汝に　感謝する
流れし時は　みな清め　乞われし時は　降り注ぐ
影をまとわぬ　友情に　愛を携え　共に感じん
顔を寄せて　軽く口づけ　共に歩む　仲間になる

生命のびるよ　人も　獣も
想いのばすよ　風や　水
大きく　大きく　心をのばして
遠く　遠く　世に　渡る

豊かな自然に　支えられ
心飾らず　身を浸す
光きらめく　魂に
淀まぬ風が　舞い踊る



時空を越える　者たちの　瞳は　地上を守り見る
彼方へ消える　者たちの　翼は　目覚めを連れてくる
我らを眺む　友人よ　我らに汝は　何を見る
涙の時は　ぬぐい去り　旅立つ時は　希望のせ
永遠に果てなき　友情に　愛を携え　共に交わさん
風にまかせ　歌を贈ろう　共に歩む　仲間になる

生命のびるよ　人も　獣も
想いのばすよ　風や　水
大きく　大きく　心をのばして
遠く　遠く　世に　渡る



地上を照らす　者たちの　示すは　大きな道標
眠りへ誘う　者たちの　癒すは　迷える幼子や
我らと過ごす　友人よ　我らは汝に　創られた
生まれし時は　祝福を　滅びん時は　沈黙を
熱くつながる　友情に　愛を携え　共に育む
心を放ち　支え合わん　共に歩む　仲間になる

生命のびるよ　人は　誰しも
生命生かすよ　闇も　陽も
大きく　大きく　心を　のばして
広く　広く　地に　届く

豊かな自然に　支えられ
共に暮らして　認め合う
生命あふれる　この世界　
関わりあって　生きている



子供を産みし　者たちの　願うは　緑のたくましさ
子供を守る　者たちの　祈るは　水のたおやかさ
家族と暮らす　幸せは　光に満ちて　輝けり
苦しき時は　共に泣き　寂しき時は　肩を寄せ
強く優しい　愛情を　伝え合って　共に磨かん
一生懸けて　守り通さん　共に歩む　家族こそ

生命のびるよ　人は　誰しも
生命生かすよ　闇も　陽も
大きく　大きく　心を　のばして
広く　広く　地に　届く

緑に恵まれ　仲間と育ち
水に生かされ　風に吹かれ
光に包まれ　闇に癒され
人は誰しも　生きていく
愛する人の　住んでいる
愛する世界を　守るため

愛する世界を　守るため

戻る