+ 簡単な時計の歴史 +

時計のちょっとした歴史と勝手な感想を書いてます


人類がいーっちばん最初に作った時計は日時計だったんだよ。
今から5000年〜6000年ぐらい前のエジプトで作られたのが最初だって言われてるの。
ずっと昔から時間を計ってたんだね!
時計ってとっても長い歴史を持ってるんだなぁ。
でも、日時計は太陽がでている時にしか使えないんだ。
太陽の影で時刻を計るもんね。
だから、夜は使えないし、曇りや雨の日も使えない時があったの。
そこで!!水時計が作られたんだよ!
今から約3400年のエジプトでは、穴のあいた器から水がゆっくりしたたり落ちるのを利用して水時計が作ったんだ。
水時計って言えば、みんな知ってる??
日本書記に、660年中大兄皇子(後の天智天皇)が初めて漏刻(水時計)を作って時を告げ、671年4月25日(現行暦の6月10日)には漏刻(水時計)を新天文台に据えて、鐘や鼓で時を知らせたーってことが書かれてるの。
だから、6月10日は「時の記念日」になってるんだよ!!
今皆がよく目にする機械時計は、1300年くらいに、ヨーロッパの教会や寺院に取り付けた塔時計が最初って言われてるんだ。
正確なところは分からないんだけどね。
魔法のような規則正しい動きに人びとはびっくり!!
ルネサンス期とも重なったお陰で、天文学的な表示や音楽の演奏、くるくる動くカラクリもつけられたりしたんだよ。
それを見て、本当に生きてるんだと思った人もいたんだ!
それが機械だって分かった人は、「人間って何だってできる!」って思ったのかもしれないね。
それまでは変なことがあれば、神のせいかなっとか、悪魔のせいかなっとか、非現実的〜な原因だと思ってたの。
でも、時計みたいな精密な機械が現れてからは、だんだんと「原因がきっとあるはず」って思うようになったんだよ。
「こんな魔法みたいな時計が人によるものなら、他の魔法みたいな変なことも解明できるに違いない!」って。
今は当たり前のようにある時計だけど、この時代ではすっごい発明だったんだね!
でもね。そんな機械時計も、最初は1日30分〜1時間ずれるのは当たり前だったんだよ。
文字盤すらなくて、鐘で時刻を知らせるだけだったの。
文字が読めない人もたくさんいたからね。
でもだんだんと、文字盤ができて、分針ができて、最後には秒針が現れたんだ。
少しずつ発展していったんだよ。
今はもう時計が正確じゃないと困っちゃう社会だよね。
電車も時間通りに来るし。学校も時間通りに始まるし。
遅刻したら怒られちゃうし。
だから、いつでも時間を見れる腕時計も売れてるのかな。
強制的に自分を起こす目覚まし時計もだよね。
でも・・・まだ寝ていたいのに時計が鳴ると、ちょっと悲しいな。
他にも、炊飯器や電話やビデオデッキやコンポにも時刻表示がついてるよね。
時計以外にもいっぱい時刻があふれてるから、時間に追われてる気分になっちゃうのかな。
いっつも、もうこんな時間なの?って思うもん。
時々全世界から時計なくしちゃいたい!って思っちゃう。
でも、友達と待ち合わせた時は、時計がないと困るなぁ。
それにしても不思議!
外国に遊びに行った人と国際電話してる時って、お互い時刻が違うんだもんね!
太陽の位置も違うしね!
今は、こうやってパソコンで世界ともつながってるし、相手の時刻が分かれば相手がどんな状況かも少しは分かると思うんだ。
夜中だから眠いのかなとか。朝だから眠いのかなとか。
え?同じ?
むぅ。
とにかく!時刻を知るって言うのは、世界とつながってる今ならよけいに大事なのかも。
今は世界の時刻が分かる世界時計!なんてものもあるしね!
原子時計っていう狂いがないって言ってもいいくらい正確な時計も出てきたし、まだまだ発展するのかな。時計さん。
時計って、いつのまにか時間が過ぎてるってこと知っちゃうから嫌なんだよね。
時計をうま〜く使って、時間区切って、やりたいこと全っ部できたら、きっと好きになれると思うんだ。
そうなれるようにがんばろ!


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